砂の器(最終回)

和賀英良こと本浦秀夫(中居正広)が「宿命」を完成させ満員の観衆の前で弾き終わる。
観客、スタンディングオベージョン。
そして、全てから解き放たれたように今西刑事(渡辺謙)らの待つ舞台ソデへ向かう秀夫。
車に乗り込み向かった先は…本浦千代吉(原田芳雄)のいる医療刑務所。
冷静に、罪を父親に告白する秀夫。
「すまんかった…、すまんかった」と格子の向うから手を差し出す千代吉。

そして長年の抑えていた気持ちの堰が切れた秀夫。

「とうちゃ〜ん!!!!!!!」

泣いてしまった。
この場面だけで泣いてしまった。

私は、中居君凄いと思います。この爆発力。
草なぎ君もいい役者だけど、中居君もいい役者だと思います。
私はこのドラマ良かったと思います。
映画版と比べられてあれこれいわれるのも人気の証明だと思うし、
だめならみんな見ないはず。
なにより、私は中居君の演技力を高く評価したいと思います。
(私に評価されたところでうれしくないでしょうけど<中居君^^;)

「僕カノ」「巨塔」「砂」と見ごたえのあるドラマでした。