白い巨塔(最終回)

いやー・・・最終回がど感動もので終わってしまいました。
財前五郎唐沢寿明)が自分を冷静に診断し、里見(江口洋介)と同じ結論を出すあたり、
名医なんだな、やっぱり…と感服しました。
「不安はないが…無念だ」と里見の前でひさしぶりに本音をいう五郎。
声を詰まらせ、絞り出すように発したその言葉に里見は「君を助けたい」と
熱く答えていく。
いろいろないきさつがあったとは言え、この2人に行き違いが無ければ
浪速大学の、というか医療は安泰だと思ったのは私だけではないでしょう。
名コンビになれたんだと思わせる場面でした。
又一(西田敏行)の義理の息子への愛情も胸を打ちました…。
というか本当の息子のように思っていたんだと。
で、許せないのが財前教授の腰巾着ども。
もう助からないと分かったら自分の責任を回避し挙げ句の果てにまたもや
柳原(伊藤英明)に手術後の面倒をを押し付け。
「お前のせいで財前先生がああなったんだぞ!」
ふざけんじゃねえぞ、お前ら!(怒)
どこの世界にたった一回部下が反旗を翻しただけでいきなり末期ガンになる人間がいるんだ?
お前ら医者失格、ていうか人間失格だな。
ろくな人生おくれないよ、きっと。
と、真剣に怒ってしまった。

なんにせよ良いドラマでした。